朋あり遠方より来る
5年ぶりに友人のサキちゃんがドイツから一時帰国している。
5年前の帰国の際は、彼女が忙しくて電話でしか話せなかったので、
今回は是非会いたいね!ってことになった。
最後に会ったのは、更にその8年前の帰国の時だったらしいから
実に13年ぶりの再会!
再会の場所は、その昔よく語らった店。
サキちゃんの仲間たちは今もその店の常連。
その夜は彼女と会うために、懐かしい仲間が集まった。

実は私がこの店を訪れるのは、もう20年以上ぶり。
懐かしすぎる~
私の中の「カレーには玄米」のルーツ、
チキンカレーを20数年ぶりに食べる~♪

私たちの出会いのきっかけとなった、
フィリピンスタディーツアーの主催者かおりさんとの再会も
また20数年ぶり!?
かおりさん、20年前より綺麗になってて、びっくり♡
今も年に1~2回はフィリピンを訪れて
NGO活動継続中とのことだ。

積もる話は、ドイツ⇔フィリピン、現在⇔過去と
行きつ戻りつして大混戦!
「ラジちゃんと出会った頃は11歳差やってん」
私との馴れ初めを友達に語るサキちゃん
ってか、歳の差は何年たっても変わらんやろ~!? (爆笑!)
サキちゃん、日本語だいじょうぶかいな~!? (笑)
めちゃめちゃ笑った。
懐かしかった。
集うメンバーは、みんなそれぞれ個性的。
そういや、気づいたことがある。
集まったメンバーのうち、女性は4人。
そのうち苗字が変わってるのは私だけ。
みんな、パートナーや子供がいるにも関わらず、だ。
そういや昔も、この店の常連さんでいたっけ。
一緒に暮らしていて、子供もいるのに、
お互いの苗字を呼び合う夫婦。
いや、籍を入れていなければ法律的には夫婦でもないわけだ。
「◯◯さん(苗字)」って誰のこと?
え? ああ、だんなさんのことか~
(いや、だからダンナさんじゃないんだっけ)
って、ややこしい^^;
籍を入れずに一緒に暮らすという選択。
籍は入れてるけど、別々の姓を名乗るという選択。
それぞれの想いがあって、それぞれの選択がある。
日本ではまだまだ、そういう選択肢を選んでいる人は少ないから、
条件反射的に
子供のお父さん=ダンナさん
子供のお母さん=奥さん
ってたいがいは思い込んでる。
私は?
私はもともと「結婚」というものにあまり執着がない。
それはたぶん子供の頃、両親を見ていて、
仲が悪いのになぜ別れずに一緒にいるのか、
というのがずっと素朴な疑問だったからかもしれない。
法律的な結婚っていうのが、
どこか胡散臭いものだと感じていた。
だからといって、結婚を否定していたわけではなく、
かといって、結婚したいと思ってたわけでもない。
どっちでもいいけど、一緒に生きていくパートナーはほしいな。
そんなふうに思っていた。
そんな私が普通の結婚をしたのは、パートナーが普通の人で、
話がどんどん結婚に進んじゃったからだ。
不遜な言い方かもしれないが、
一回結婚というものをしてみてもいいか、ダメならやめればいいし・・・
そう思った。
でも実際のところは、結婚してみて初めて、
世間の人たちがどうしてそんなに結婚したいと思うのか、
子供をほしいと思うのか、
なんとなく共感できるようになった。
苗字が変わったことも新鮮に感じたし、
なにより過去の自分への執着から、解放された気がした。
きっと、人それぞれなんだと思う。
それぞれの自由を尊重できる社会であればいいと思う。
ただ意識はしていたい。
自分がどういう人生を選んでいるのか。
常識とか良識とか、そういうものに取り込まれることなく、
自分の五感と心と身体で、自分が何を欲しているのかを感じていたい。
素直に・・・
そして、そんな仲間と一緒にいると、
自分の居場所にいるなぁ、って感じる。
ステキな出会いに感謝。
ありがとう!
サキちゃんとは駅のホームでハグして別れた。
次はいつ会えるかな。
次はもっと近いうちに会える気がする。
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