レジ選びの教訓
先日のこと。
いつも行くスーパーの5%割引券の使用期限が翌日までだったので、
その日のうちに食料品売り場で使ってしまおうと考えていた。
売り場であれこれ必要な品物をカゴに入れたあと、空いているレジに向かった。
するとそこは、メガネくんのレジだった。
メガネくんは、一見学生なのか社会人なのか判断しがたい雰囲気の青年である。
彼の応対は腰も低く丁寧で、そこは問題ないのだが、
ただポイントカードを返してくれる時の日本語が、いつも気になって仕方がない。
「はい、返します~」
う~ん・・・なんかものすごく違和感がある。
そうだ、"お" が抜けているのだ。
そこは「返します~」じゃなくて「お返しします」だよね、普通。
決して態度が横柄なわけではない。
どころか表情も仕草も慇懃丁寧なくらいだ。
だからよけいにその言葉が態度と不釣合いでおかしい。
しかし彼自身はこの不自然さに気づいていない様子だ。
いつも同じリズムで「はい、返します~(す~と伸ばすのが特徴)」と言うところをみると、
このセンテンスが条件反射のようにインプットされてしまっているのだろう。
惜しい・・・ その他の対応は問題ないのに
ひとこと言ってあげたい気もするが、タイミングが難しいので現在経過観察中である。(^_^;)
ところで、その彼に「長ネギを半分に切ってもらえますか?」と頼んだ。
長いと持ち帰りにくいので、いつもレジで切ってもらうのだ。
引き出しからペティナイフを出したメガネくんは、
ネギを切っている最中に「アチッ」と声をあげた。
指を軽く切ったみたいだ。
私は焦った。
私が余計なことを頼んだからだ。
確かどこかにキズテープが!
と、バッグの中をまさぐっているうちにレジ打ちが終わったようだ。
私はやっと探し当てた多少よれたキズテープを
「よかったら使って下さい」と差し出した。
彼はありがとうございます、と受け取った。
支払いが終わってカゴをテーブルまで運んでから、大事なことに気づいた。
5%割引券使うの忘れた~!!
彼の様子に気を取られて、当初の目的をすっかり忘れてしまった!
悔しい、悔しい、残念すぎる~ (主婦の執念)
教訓 : 次回から割引券を使う時は、メガネくん以外のレジに並ぶべし (-_-;)
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