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きりんちゃん、やすらかに .。.:*・゚




いつもナナ先生にカイロプラクティックの施術でお世話になる 善にゃん寺(ぜんにゃんじ)

その 善にゃん寺 の守り神 きりんちゃん が、

先週の木曜、その生涯を終えたそうです。

おととい、施術に伺ったときに 「今朝、納骨してきたの」 と、ナナ先生に聞きました。

17歳 でした。


猫 きりん



善にゃん寺 の4匹の猫たちのうち、一番のおねえちゃん。

一番ちっちゃいからだで、持病もあるけれど、がんばっていたんです。



猫 きりん



施術の最中も、こうやってそばにきてくれるのです。

時にはこんな風に、施術のお手伝いもしてくれたりして・・・
            ↓
過去記事 : 猫のノドも借りたい



猫 きりん


先月会ったときは元気そうだったのに、

逝ってしまうときは本当にあっという間・・・

もう 善にゃん寺 に行っても、そばに来てくれることはないんだと思ったら、

とても寂しいです。

それぞれの寿命だとわかっていても、

やっぱり猫たちとの別れは、辛く、せつないものです。




せめても、ナナ先生がそばにいるときに看取れて良かったな、って思います。
(ナナ先生は大阪にいないときの方が多いので)

今までもたくさんの猫たちと関わってきたナナ先生

きっと先生のまわりでは、たくさんの猫たちの魂が見守ってくれているね。



善にゃん寺の猫たち これからもナナ先生のこと元気づけてあげてね♡ よろしく頼むよ!
↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 


黒猫 くろすけ 猫 えびす 猫 ネオ






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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

黒猫のふみふみ




さてと、さっきソファーにの上に脱ぎ捨てたカーディガンは・・・?


あれれ!? ココのふみふみタイムが始まってる~w


それ、ママのなんだけどなぁ・・・(^^ゞ










テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

発言は身の程を自覚すべし ^^;




前々から、私が
いかに物忘れが激しく注意力散漫な人間かということは、
身近な人ならば、ほぼ誰しもが周知の事実となっている。

しょっちゅう、何かを忘れる。
しょっちゅう、何かを探している。

「忘れる」「探す」のみならず、
最近は更に、それはないやろ!と自分でも思うくらい
ボケたことをやらかして、さすがに大丈夫かと不安になる。

ここ最近のボケぶりは、


★ iPhone冷蔵事件

    家の中で iPhone 行方不明事件勃発。
    電話してみるも、どこからもコール音聞こえず・・・

    捜査中に、三男ユータ 「冷蔵庫ちゃうか?」

    「冷蔵庫!? ありえへんし~~」 と笑う私の鼻先に

    「ほら、あったやん!」

    ありえたし・・・(・。・;
    なんで~~!! 

    iPhoneもヤバイけど、
    なぜ冷蔵庫にあったのかまったくわからない自分自身が一番ヤバイ(・・;)    
    

    
★ ペットボトルだだもれ事件

    外出する時はいつも、ペットボトルの水を持ち歩く私。
    ある日、近所の病院の受付で、自分の鞄から水がしたたっているのを発見!
    ペットボトルの蓋がゆるんでるんや~と思って見たら、
    なんと、蓋そのものがなかった!

    蓋、家に置き忘れ~~!?
    (なぜ、入れるときに気づかん!? m(~。~;)m)



★「お客様、カゴをお使い下さい!」事件

    スーパーの食料品売り場でカートを押しながら買い物。
    安売りワゴンの前で立ち止まり、お菓子をカゴに放りこんだ(つもり)。
    歩き出すと背後から

    「お客様!お客様!カゴをお使い下さい!」

    と追いすがる店員の声。

    へっ? 私?

    なんとカゴ乗せるの忘れてた! (顔から火を噴く!(///o///))

    お菓子はかろうじてカートの下段に引っかかってた。
    (なんで放り込むときに気づかん!? m(_ _;)m)



う~む、自分でも不安になる夢遊病ぶりである。(^_^;)


職場でも、鍵・印鑑・USBフラッシュメモリ・弁当箱・マフラーetc・・・
しょっちゅう物を探し回っているのは、皆さんよくご存知である(~_~;)


とまあ、こんな私であるが、
今朝、同僚のT女史が、先週末からiPhoneの充電器が行方不明だと言う。
おそらく先週末の勤務場所で充電してたので
そこに忘れてきたとしか考えられない、と話してた。

つい、そこで

「でも、ふつう抜くときに気づくよね~?」

って何気に言ってしまった。

するとほかの同僚から

「にゃんダンゴさんがそれを言う!?」

うぉ~! 即座に矢が飛んできた!

他からも飛んでくる~ ← ← ←

「どの口が言う!?」 




ひえ~っ!! ごめんなしゃい!
    m(__)m m(__)m m(__)m





<本日の教訓>

「発言するときは、身の程をわきまえるべし」






黒猫アニメ





テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

誰のしわざ? ・・・黒いデビル




チイちゃん、なんだか後ろ姿に哀愁が・・・



白黒猫 チイ




ややっ! どうした、 その傷は~~!!




白黒猫 チイの傷




誰にやられたの!?




って、聞くまでもないけどさ  (-_-;)






黒猫 ココ



ねえ、そこの黒いおにいさん ( →_→)




テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

厄年を知らない




現在、長男のシュウは社会人1年生。

平日は滋賀の職場の寮で暮らしていて、たいがい週末の晩に大阪に戻ってくる。
ほぼ毎週のように帰ってくるのは、こちらに彼女がいるからでもある。

数週間前の週末の晩、帰宅したシュウが私に言った。

「なんかオレ、厄年らしいねん」

「え? そうなん?」

「前厄らしい」


どうも、彼女に教えてもらったらしい。


「申し訳ないけど、私厄年がいくつか知らんねん」




そうなのだ。


今までの人生、知らない間に厄年をやり過ごしてきた。


人生いろいろ~♪は確かにあるけど、
なまじ厄年と思うと気になるだろうし、
知って幸せな気持ちになるわけでもなし、
あえて知る必要性も感じなかった。


そもそも、自分の親がほとんど人付き合いをしない人だったので、
世間的な行事やしきたりに触れる機会もあまりなく、
かなり一般良識に疎い大人に育ってしまった。

ある意味、世間的なものさしから自由で風通しがいいとも言えるが、、
冠婚葬祭の場面ではドキドキすることもある。


シュウもどちらかといえば面倒な様子。


「でも、彼女が気にしてくれてるんやったら、
なんかしといてもいいんちゃう?」


"なんか"ってなんやねん!?(自分でツッコミ)


    たぶんお祓いとか・・・? (^_^;)



というわけで、こないだの日曜、二人で行ってきたらしい。

奈良の 松尾寺 というところ。

ググってみたら、 「日本最古の厄除霊場」 ということだ。



「どうやった~?」


って聞いたら、


「めっちゃ混んでたから、祈祷は本厄のときにすることにした」


というわけで、この 「福運厄除袋」 なるお守りを持って帰ってきた。




福運厄除袋



ああ、そういえば (って、今思い出したんかい!?)

厄年と関係なく、厄除の御札は家族全員分もらって毎年仏壇の上に飾ってる、
お墓参りも月に一度は行ってるよー

って、それは彼女に伝えておいてね (^^ゞ



それにしても、彼女がデキた人なので感謝☆である。

元旦には、うちの家族宛てに年賀状が届いた。

彼女が家族と一緒に撮った写真の賀状。
表の宛名は美しい自筆の筆文字。

笑顔も笑い声も明るいし、
まあ、私の若いころとはえらい違いや (^o^;
とりあえず自分のことは高い高い棚の上にあげておいて、
私の足らないところを補ってもらうことにしよう。(^_^;)


それにしても、年賀状の家族の一員を見てびっくり!


イグアナ飼ってんだ~~!

知らんかった。

ワンちゃん(ミニチュアダックス)がいることと、
おかあさんが毎年スズムシを繁殖させてるらしいことは聞いてたけど・・・


ド迫力すぎる~~







ワンちゃんが食べられませんように・・・(草食らしいけどね(^_^;))



テーマ : 日記
ジャンル : 日記

猫の耳に念仏?



右向け~、右っ!

って、言ったわけじゃないけど、なんだか美しいライン~☆



ウーパールーパー



それにひきかえ・・・



呼んでも、  話しかけても、  


いっこうに振り向かないお方 ・・・




黒猫 ココ



でも、なぜか耳だけはこっち向いてるんですよねぇ



猫の耳に念仏  


のふりして、 実は 


地獄耳!?




テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

ヒーターをオン・オフする猫




エネルギーが有り余ってるのか、しばしば黒猫のココが家の中で狩りを始める。

たいがいの場合、ターゲットは牛猫のチイ。

今日もまた、追われたチイがヒーターの上に逃げた。


ヒーターに乗る牛猫 チイ


・・・は、いいんだけど


その手はなに !?








スイッチ・オンしたぁ~?




ヒーターに乗る牛猫 チイ




やっぱり~!




ヒータのスイッチを押す牛猫の手 チイ



それも、ピッピッって何回も・・・(-_-;)


もしかして、わざとやってる・・・?






テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

じゃまにゃんですけど・・・台所の猫




あら、朝の忙しい時になんでしょう?

まあ、なんとなくわかりますが・・・

カリカリなら、さっき器にいれたよ~




黒猫 ココ



って、 なにか違うものがほしいのかにゃぁ~~


そこに座り込まれても~ (^_^;)



黒猫 ココ




こうなったら、ママの 顔面スリスリ攻撃~~! (○`ω´○)



あ~、 やっぱり逃げてった (^o^;




白黒猫 チイ



今日はめずらしく、チイさん、高みの見物 w






テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

爪が靴下に引っかかって取れなくなった猫★ の巻



人が着替えを始めると、なぜだか


" ソックスを履いた足 "  にからみついてくる 牛猫のチイ


獲物の くつした足 に けりけり攻撃 を始めたまではよかったが、

あれれ!?  が ソックス にひっかかった~w

さて、なかなか はずれない爪 


どうやってはずしたのかな?








テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

"すずらん荘" のNくん



私には、昔から
自分が知らない世界に遭遇すると "ワクワク" する習性がある。

ただそれは、多くの人が興味をもつような
キラキラした美しい世界や楽しい世界というよりはむしろ、
なにかちょっと翳りのある、
多くの人は敢えて見たいとは思わないかもしれない
アンダーグラウンド気味な世界に対してだったりする。

なぜだか、そういうところで
すったもんだしながら生きている人に
少なからず興味を惹かれるのだ。


中学1年の時、
クラスにNくんという、おとなしい男の子がいた。
休憩時間も自分の席に静かに座っているようなタイプで、
I くんという、これまたおとなしめの男の子が
唯一友達みたいな感じだったと思う。

学期が変わって、私は図書委員になり、
図書班の班長になった。
その班のメンバーにNくんがいた。

ところが当時Nくんはほとんど学校に来ていなかった。
まだ登校拒否とか不登校という言葉すらない時代だった。
ただずっと彼は休んでいた。

そこで、班の友達と2人で
Nくんの家を訪問しようということになった。

訪問の目的が、彼の登校を促すためだったのか、
図書班の制作原稿に参加してもらうためだったのか、
今はもう、当初の目的は思い出せない。

でもとにかく、友達と2人で行った、彼の家へ。

彼の家は、「すずらん荘」という名前の木造アパートの一室だった。
聞くところによると、
ここにお父さんと2人で住んでいるということだった。

数十年前の同級生のアパートの名前を
今でもこれほどはっきり覚えているのは、
それほどあの時の光景が
刺激的だったからだ。

すずらん荘という名前の古い木造アパート。
その一間しかないであろう一室に、
どういう理由でか
父と二人だけで暮らしている少年・・・

そこに、私や友達も知らない
まったく違う人生があるという事実・・・


「Nくん!」

「Nくん!!」


私たちは彼の部屋のドアを叩きながら
何回も名前を呼びかけたが
中からはウンともスンとも返事がなかった。

部屋にはいるはずなのだが、
返事は帰ってこなかった。

何回かすずらん荘に通った。
時には部屋の中に、I くんがいるらしいときもあった。
でもなかなか鍵を開けて出てきてはくれなかった。


このあとの記憶はうろ覚えだ。

結局、図書班の制作原稿に、Nくんの自筆を盛り込むこともできたし、
学校にも登校してくるようになった。

1年生の終わりに、クラスメイトに書いてもらったサイン帳。
その中にはNくんのものもあった。

ページの真ん中に、彼が描いてくれたバラの花一輪。
その横に、
『公約 もう二度と休みません』 の文字。

本当は感動的なのはこの事実のはずなのだが、
なぜだかその経緯はよく思い出せない。


ただ、遠いあの日、
すずらん荘という名前のアパートで、
ドアを叩きながら 「Nくん!」 と呼びかけていた時の、
あのドキドキした、
そして紛れもなく、あれは "ワクワク" という感情だったと思うのだが、
あのシーンのことは、
なぜか決して忘れることはない。




茶トラ猫 白黒ネコ
2005/11/19  チイ&マロン






テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

それも、必要だった道




ここ数か月、新たに人と出会う機会が増えてきた。

それも、どこか自分と似ている人たち

言ってみれば・・・

高い空目指して飛ぼうとしている人たち



若い頃、空ばかり見ていた。

地べたの世界は息苦しくて、
自分の住むところはないような気がした。

楽になりたくて、ひたすら彷徨った。
糸の切れた風船みたいに。

求めるものがありそうなところには片っ端から行ったし、
いろんなことをやってみた。

自分が属するべき世界はどこにあるのか、
居場所を探していた。

自分と似たような人たちにもいっぱい出会ったけど、
でも何かが違う。
どこかが違う。

そして、さんざん彷徨った挙句、悟った。

属せる場所なんか、どこにもないってこと・・・

そして、こう思った。

これからは、風のように生きよう。

どこにも属さない  けれど

どことも繋がっている どこにも触れることができる

そんな、風のように生きよう。



そうしたら、今のダンナさんに出会った。
よもや、こういう人と結婚するとは思いもよらなったタイプの人。
スピリチュアルのスの字もない。
空なんか見上げることもない、地べたの住人(笑)

話し込むほどの共通の話題もなかった。

それなのにつき合い始めてすぐに、こう言われた。

「自分(関西弁で"あなた"のこと)とやったら一緒になってもいいと思う」

私はびっくりして、答えた。

「なに考えてんのん!? 私のなにも知らんくせに」

そうしたら、いともあっさりと彼は言い切った。

「そんなん関係ないで」

気持ちいいくらいの即答だった。

そのとき、思った。
きっと彼のほうが正しいのだろう、と。

彼はシンプルだった。
自分以外の誰にもなろうとしなかったし、
どこかに行こうともしなかった。

それまで私は "枠から出られない" ことを
"普通" と呼ぶのだと思っていたが、
"ただただあたりまえ"の普通というものが
あるのだと知って、新鮮な感動を覚えた。

それはなんだか、
どこかの先住民族とか、アボリジニなんかが持つ
シンプルな知恵を想起させた。

彼は気持ちいいくらい何も持っていない人だった。
財産といっては、500CCのバイクくらい。
理屈もなければ妙なプライドもない。
単純で竹を割ったような性格。
やや難点は、気が短くて血の気が多いこと。

そして、私になくて彼にある最たるもの
それは、


どこででも生きていける力


もし、どこかで遭難したり、天変地異に遭遇しても、
一緒にいれば助かりそうな気がした。

そんな、一生起こるかどうかもわからない、
極限の状況を判断基準にしているところが、
自分らしくて笑った。

そして、結婚した。



空ばかり飛んでいた私は、
初めて地面の上に降りてきた。

地上では様々な出来事が私を迎えた。

彼の会社の倒産
仕事に恵まれない時期
癌の罹患と入退院
それでまた失う職
子供の障害や病院通い
保育所や学校の役員活動
パート勤め
etc etc


ひたすら地べたを這うような日々・・・
自分を見つめたり、空を見上げたりする暇はなかった。

ただ、生きている実感はあった。


「なんのために生きているのか」
という若い頃の問いは、もう頭に浮かぶことすらなくなった。

そのかわりに、
「死ぬわけにはいかない」
「倒れるわけにはいかない」 

そんな想いが、私を支えた。


『 よしんば親が 「少々難あり」 だとしても、
子供を取り巻く世界が共同体感覚にあふれていれば
必ずや子供はまともに育つ 』

『 子供は親だけが育てるものではなく、
 社会という共同体が育てるもの』

それが、自分自身の体験と
今まで出会ってきた世界から
私が受け取ったメッセージであり、
私なりの信念だった。

だから、子供たちが保育所から高校に至るまで、
毎年なんらかの役員や活動をしていた。
それは、子供たちがこの世界がいい所だと思えるように、
よりどころをたくさん持てるように、
育ててやりたいと思ったからだ。

それがうまくいったのかどうかはわからない。

気が付けば、あっという間に過ぎた20年、
でも、いつもそのことを一番に考えて
やりたいことをやってきた気がする。


そして、そのステージもそろそろ終わりつつある。



また私は空を見上げ始めた。

やり残していたことを思い出したかのように。

また、空を飛びたいと思い始めた。

でも、今度空を飛ぶときは、
ちゃんと地べたの基地にもどってくるよ。

行ったきりにはならない。
空と大地が融合するところに、
いのちはあるのだから。



きっとすべてが、必要だった道。





茶トラ猫 マロン
2006/10/29 マロン






テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

なにヤツ !? ネコとカメ




セミの鳴き声がますます暑苦しいある夏の日、

(今は冬ですが(^_^;))

ツバメが川でカメを捕ってきた。


こいつは、何者にゃ!?


自宅警備員 ココ氏 (寝てる時間の方が長いようですが) の眼が光る。


偵察開始にゃ!







フム・・・

まあ、別にどうってことないみたいにゃんよ、一応・・・ ~(=^‥^A





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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

過去は変えられる



子供の頃の一家団欒の風景を思い出そうとすると、なかなか思い出せない。

まったくなかったわけでもないと思うのだが、やはり思い出せない。


私が育った家庭は、父と母、私と2才年下の妹との4人家族だった。


家庭に笑いがなかったのかといえば、そういうわけでもない。
ただ家族全員が揃うシーンは、やすらぎよりも緊張を多く伴うものだった。


その理由は父親と母親の仲が悪かったからである。


そのせいか、子供の頃のことを思い出そうとすると、
決まって真っ先に思い浮かぶのは、父と母が喧嘩をしているシーンなのだ。
喧嘩をしているというよりは、
母が父を責め立てていると言った方がいいかもしれない。


それはいつも、日常の些細なことから始まった。
例えば、"父が食卓に醤油をこぼした" というような。

「なにやってるんよ!」

という母の叱責に始まり、そこから延々と続く父への攻撃が始まる。
話は過去へ過去へと遡り、あの時はどうだった、こうだったと
執拗に父を責めるのである。

父が部屋から逃げ出せば、後を追いかけて責め続けた。
母の言うことが事実なのか誇張なのか誤解なのか、
実のところ、両親の過去に関しては私や妹にはわからなかった。

ただそんな時の母は、パラノイアとヒステリーが合体したみたいになって、
私たちの「やめて!」と叫ぶ声くらいでは止めることができなかった。

遂に父の堪忍袋の緒が切れて、母に手が出る。
母もまた向かっていくので、最後には取っ組み合いになる。

そんなことが日常茶飯事だった。

だから父と母が揃っている時は、どこか戦々恐々としていた。
家にいる時の父は、たいがい神経質そうな顔をしていて、
テレビのそばに座っている父に、「チャンネルを変えて」(回すチャンネル式の時代!)
と頼むことすら、気を使ってできなかった。



実は、今更両親のすったもんだまで晒すことに申し訳ない想いがなくもない。
別に恨みつらみがあるわけではないし(まあ、若い頃は多少はあったけど)、
どころか、両親にとても感謝しているし、もちろん愛してもいる。

まがりなりにも一家団欒と呼べるようなシーンも、
私より先に結婚した妹に子供ができた頃からは、訪れるようになった。
「なんか人並みの家庭っぽくなってきたやん」と妹と言い合ったものた。
(まあ、今でもすったもんだは健在だが)


ただ、それでもここを避けて通れないと思うのは、
今でも子供の頃のことを思い出そうとすると、一番にこのシーンを思い出すからである。
そしてたいがい泣けてくる。

親との関係が修復しているのにも関わらずである。

いまだ心の中に小さな少女が住んでいるのを感じる。
その少女は何かが怖くて震えていて、小さな殻の中から出られないでいるのだ。



本当は薄々と、過去は変えられるということに気づき始めている。

今思い出す過去は紛れもなく、膨大なデータベースの中から
今の自分が選び取ってくる情報だからだ。
それは今現在の自分自身を反映している。

それはもう、両親との関係性の問題ですらなくなっている。
それは、自分と自分を取り巻く世界との問題なのだ。

この世界が、本当に安心できる場所だと
私自身がまだ認識できていないということ。


私は私のままで大丈夫?

私は私のままで愛してもらえるの?


小さな少女は殻の中から、おそるおそるそう尋ねているのだ、きっと。


心の中にその少女が住んでいるせいで、
自分が見ている外の世界には、おそらく" 憂い "というフィルターがかかっている。


クリアーな世界を観たいと思う。


ずーっと怖くてできなかった、心の棚卸をしよう。
心の中にあふれんばかりに混沌として在るもの。
すべて外の棚に整理してゆく。

整理できたら、慈しんでゆるやかに手放す。
そうしたら、空っぽになった心に、
きっと新しい風が吹き込んでくる。


その時には、きっと違う過去を思い出せる気がする。









茶トラ子猫 マロン
2005/10/21 マロン







テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

まず、始めること 『自己開示』





2014年が明けて早々、今年中に成し遂げたいこととして

私は誓いを立てた。



「私は変わります」



そのために、まず始めようと思っていることがある。

それは、自己開示。



自己開示の目的は2つある。



ひとつは、自分の過去を整理して、ゆるやかに手放すこと。

そして、手放した空間に新しい風を取り込むこと。

自分自身が新しい自分になるために。



もうひとつは、自分の経験や想いをシェアすることが、

同じように迷子になっている誰かの役に立つかもしれない・・・

という、心の内に抱いていた秘かな、けれど強い想いを

実際に確かめるため。





自分の人生を振り返るとき、

まるで森の中で迷子になっているような人生だった、と思う。



人が夢や目的に向かって、まっすぐな道を歩いている間に、

超ド方向音痴の私は、さんざん回り道をして、どこにも行き着けなかった。



おかげで、

私には人にシェアできるような、積み重ねた専門的知識もなければ、

世の中に提供できるような熟練した技術も持っていない。



それでも、誰しもの人生に価値があるのだとすれば、

私が提供できる価値はなんだろう?



私にしか語れないものってなんだろう?



それはたぶん、さんざん森の中で迷った経験と、

その森で、沢山の動物たちに出会ったことだ。



そのことが、その後の私の人生観を形造った。



どうにかなるもんだ



そう、深刻にさえならなければ、人生はどうにかなるものだ。

そのことを伝えられたらと思う。





実は、テーマを「自己開示」に特化した別のブログを、アメブロで新たに起ち上げた。

理由は、最近自分の周りにアメブロガーの人が多くて、

コミュニケーションを図る目的でアメーバIDを取得したのだ。

じゃあ、どうせならブログも始めてしまおうと思った。



『ラジの森』 http://ameblo.jp/rajs-forest



下記のテーマに関しては、こちらのブログと内容が重複することになるけれど、

自分の過去を整理するのは、『人生超ド方向音痴』 というテーマで、

自分の現在を見つめるのは、『自分の軸を見つける旅』 というテーマで、

今後はそれぞれアウトプットしていきたいと思う。





アウトプットし続けることで、

フィードバックをもらい続けることで、

自分自身やまわりの景色がどう変わるのか、

それを見届けたい。







茶トラ猫 マロン
2006/11/14  マロン





テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

法隆寺に初詣☆



2014年1月2日


ここ最近、実家の家族と一緒に出かける恒例の初詣は

" 奈良の春日大社 ⇒ 奈良公園で鹿と遊ぶ "コースだったのだが、

今年は人混みを避けて、法隆寺へお参りすることに。

「法隆寺やったら空いてるで」

というトラゾーの一言で決まった。


法隆寺


確かに春日大社の大混雑とは大違い。

ゆったりした空気が漂う。


その理由は・・・

★ 露店がまったくない!

★ おみくじがどこにもない!


これには息子・甥っ子たち平成組が大ブーイング!

露店がないのはまあしょうがないとして、

この広大な敷地内に、おみくじがないのはどういうこっちゃ!と

初詣の一大イベントサービスすらない世界文化遺産に、長男シュウの鼻息も荒い。



おまけに拝観料は大人1人1000円。

ここは平成組が昭和組の分も負担することに。

(平成組・昭和組同数のため、平成組の負担は2000円に。成長したもんや~ ウルウル)


法隆寺 パンフレット


いや~、それにしても敷地内は結構広い!

西院伽藍~大宝蔵院~東院伽藍と、建築物から仏像・宝物まで

鑑賞するものはわんさとあり、確かにこれは1000円の値打ちはあるよねと

堪能するのは妹と私の2人。

甥っ子のカイなどは、「マイナス2000円や~!」とブーたれている。





せめてもの重要事項『おみくじ』を求めて、一行は斑鳩神社へ。

いや~、人が少ないのはほんとにいいね☆


斑鳩神社 鳥居  斑鳩神社 石段


平成組、やっと出会えた念願のおみくじに群がる。

おお! 私は 大吉!

幸先いいよ~♪






今年はなんだかいい年になりそうだ (*^^)v




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テーマ : 日記
ジャンル : 日記

今年もよろしく♡うぱるぱ



去年の排水管工事以来、ツバメの部屋へ一時引っ越していたうぱるぱが

新年を迎えて、やっとリビングに戻ってきた。



あいかわらず、とぼけた表情がかわいい。

(と、この感想が結局自分の首を絞めることになるのだが・・・)



ウーパールーパー



年末とある忘年会の席で、なんでそんな話になったのかは忘れたが、

"ウーパールーパーの水槽をバックに妹と話していたら

「なんか似てる~~w (私に!?(-_-;)) 」 と言われて複雑な心境になった" って話をした。

すると、

「そういえば、似てる」 と、ここでも追い打ちをかけられ、更に微妙な心境に・・・


「まあ、男がウーパールーパーに似てるって言われるのはアレやけど (どれ?)

女性やったらええんちゃう?」(20代後半男性談)


う~む? そりゃどういう意味?

"少々 とぼけた 顔でも、女性なら愛嬌で許される"という意味だろーか?(勝手に推測する)


やっぱちょっと複雑な心境だわ(~_~;)


ウーパールーパー



でもさー、 "とぼけた顔" とは決して誰も言ってないよね?

私が思ってるだけで。


ごめん、ごめん! うぱるぱ♡

今年もよろしくね ☆ 






新年の誓い『私は変わります』



新年 ☆ 明けましておめでとうございます


新しい年が始まった。


去年の後半数ヶ月、混沌としていた。

やりたいことが見えてきているのに、心の準備がまだできていない、
そんな状態。

最後の悪あがきをしている状態。


それももう、ようやく落ち着いてきた。

そして、新たな年を迎えるにあたり、遂に覚悟を決めた。

それをここで宣言することにする。



「私は変わります」



簡単に変われないことなんて、今までの人生から百も承知だ。


だけど、

パラダイムシフトが起こる時には、あっという間に起こる

のであるらしいことにも、実は薄々と勘づき始めている。


「アウトプットすればするほど、

さらけ出せばさらけ出すほど、

豊かになれる       」



既に突き抜けた人がそう言うから、
きっとそうなんだろうと思う。

でも、突き抜けたことがない人間は、
わからないから、
その言葉を信じて、とにかく前に進むしかない。



最近、知人から「ジョハリの窓」なるものについて話を聴いた。

  ※  「ジョハリの窓」とは、
     "サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが
     1955年に発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」" 
     であると Wikipedia に記載がある。

     内容については、下記のサイトの説明がわかりやすい。
     http://yamazakitakashi.net/column/1039/

     ジョハリの窓の図については、知人が描いた図はこのように四等分ではなく、
     最初は、自分も他人も知らない「未知の領域」の部分の面積が一番広いということだった。


自分自身について、

自分も他人も知っている「開放」の領域は、はじめは一番狭い。
けれど、他人に対して自己開示(アウトプット)することで、
自分は知っているが他人は知らない「秘密」の領域を押し下げて
だんだん「開放」の領域を広げることができる(縦軸方向に)

自己開示すれば、今度は他人からのフィードバックが起こって
他人は知っているが自分は知らない「盲点」の領域を自身が知ることになり、
更に「開放」の領域が広がる(横軸方向に)

結果的に、アウトプットとフィードバックを繰り返すことで
広大だった「未知」の領域が狭くなっていき、
「開放」の領域がどんどん広がることになる。

そうなっていく状態を何と言うか・・・
『成長』と呼ぶのだそうである。


「未知」の部分とは、取りも直さず潜在意識(能力)のことであり、
多くの人が、持っているにもかかわらず大部分を活用できずに眠らせている
能力のことでもある。


この説明を聴いた時、自分の中で曖昧模糊としていたものがスッキリして、
ストンと腑に落ちた気がした。


さらけ出せば出すほど豊かになれる


その言葉の意味とメカニズムを、なんとなく理解・納得できた。


さらけ出すとは自己開示するということ。

自己開示というと大変なことみたいだけれど、
要するに、自分の思いや感情をできるだけアウトプットするということ。
恐れずにシェアするということ。行動するということ。


そして、アウトプットすればするほど、フィードバックも山のように受け取れるってことだ!

色んな情報を取り込んで、でもそれを自分の頭の中でグルグル回してるだけじゃ
いつまでたっても自分のことはわからない。

結局、外からのフィードバックでしか、自分が心にかけているイビツなメガネははずせない。

そしてフィードバックをもらうためには、

人と関わらなきゃいけない。

まず、行動しなきゃいけない。




納得できたら、あとは進むしかない。



ただ、知人は言った。


でも、多くの人は進めない。

進むためには、枠から出なければならないから。

今まで自分を守ってきた枠から一歩踏み出せば、何が起こるかわからない。

何がフィードバックされるかわからない。

今まで避けていた、見たくないものだって見ないといけない。


それでも成長したい。変わりたい。

それでも進むと覚悟を決めた者だけが進める。



そうだね、だからこの数ヶ月
涙と鼻水まみれになりながら、なかなか一歩が踏み出せなかった。


でもようやく覚悟を決めた。
そして宣言することにした。


「私は変わります」   って・・・


●いつまでに?

     今年中に。

●「変わった」ことを何で判断する?

     「明らかに物の見方と行動が変わった」と自分自身が実感できるかどうか。

     そして、

     「変わったね!」というフィードバックが顕著に周りからあるかどうか。


その2点をもって判断基準とする。



1年後に自分が見ている景色が、今と変わっているかどうか、

そのことを確かめたい。



もう後戻りはできない。

あとはただ進むだけ。





茶トラ猫 マロン
2005/11/16  マロン





テーマ : 心、意識、魂、生命、人間の可能性
ジャンル : 心と身体

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